
LLG Micromagnetics SimulatorTM製品のカタログもご用意しております。
LLG Micromagnetics SimulatorTMは、LLG方程式(Landau-Liftshitz-Gilbert-Langevin equations)をrelaxation(弛緩法)とintegration(積分法)の両方(あるいはどちらか)を駆使して解析する、集中画像表示機能も備えたフル3次元のシミュレーションツールです。このLLG Micromagnetics SimulatorTMを使えば、表面や膜、あるいはデバイスや材料のマイクロ磁気構造やdynamicsの特性化ができます。
LLG Micromagnetics SimulatorTMはデータのいろいろな面を一度に表示できます
右図は、シミュレーション時のLLG Micromagnetics SimulatorTMの作業操作画面の画像ですが、そのデータの持つ意味を良く理解できる様に、そのデータのいろいろな面を同時に表示させる事ができます。右図の四つのグラフィックのウインドー枠はそのデータを可視化したものですが、望む深さに再帰的に分割し、ウインドーサイズも自由に設定できます。見られる様な単純課題では、ヒステリシスループは、最初は"S"状態で、Permalloy plateletから得られます。またLLG Micromagnetics SimulatorTMが反復シミュレーションする毎に画像枠は更新されます。
- 左上の図枠 : 磁化の方向を示す矢印表示のドメインプロット
- 左下の図枠 : 最もエネルギーが滞在するドメインウォールと課題のエッジ近辺のエネルギー密度プロット
- 右上の図枠 : 減磁場のプロット
- 右下の図枠 : 色付けされたポイントが表示されてないシミュレーション初期段階でのヒシリシスループ
TEMロレンツ
TEMに於けるロレンツコントラストは、ドメイン/ウォール構造を観察する最速の方法ですが、Fresnel propagator (フレネル伝播関数)は複雑構造ですので、解析結果を得るのは難しいことが多いのです。このLLG磁気シミュレータではelectron-optical phase shift(電子光学位相シフト)をコンピューティングしてその結果をグラフィック表示できますので、それを使って球面収差の効果や平均内部ポテンシャルを含んだデフォーカスされたロレンツ像を計算し、表示できます。
- ① Ground state vortexのPermalloy platelet(200 nm x 200 nm x 20nm)
- ② 100keV、Δf = -0.5mm、平均内部ポテンシャルE = 0 eVのTEMロレンツ像
- ③ 100keV、Δf = -0.5mm、平均内部ポテンシャルE = 21 eVのTEMロレンツ像
- ④ 2000 nm x 2000 nm x 20nm Permalloy platelet in 7 domain Landau state
- ⑤ 100keV、Δf = -0.5mm、平均内部ポテンシャルE = 21 eVのTEMロレンツ像
- ⑥ 2000 nm x 2000 nm x 20nm Permalloy platelet in 7 domain Landau state
Applications
- LLG Micromagnetics SimulatorTMは、保磁力、スイッチング時間、層間結合力、磁気渦や磁壁の長さといった基本特性の他、微小粒子や薄膜の平衡磁化分布もコンピュータ解析できます。
- LLG Micromagnetics SimulatorTMは、マグネチックRAM、スピンバルブ、AMRやGMRヘッド、磁気センサーといった磁気デバイスの構造やレスポンスをシミュレーションできます。
- LLG Micromagnetics SimulatorTMは、ローレンツ顕微鏡法や電子線ホログラフィー、SEMPAや磁気力顕微鏡法で可能になった標準磁気イメージングのコントラスト機構をコンピュータで計算できます。
- For MFM(磁気力顕微鏡), the tip can be part of the relaxation process, whereby the sample field reorients the tip magnetization.
LLG Micromagnetics SimulatorTMは現在、廉価価格でお求め頂けます
弊社では、LLG Micromagnetics SimulatorTMをソフトウェア・ハードウェア共に販売しております。
教室授業で必要となる複数コピーや複数のサイトライセンスも提供できます。磁気光学バージョンもあります。詳細についてはご相談下さい。
ハードウェア仕様(推奨仕様は以下の表になります。パッケージ単体販売は、別途ご相談下さい)
| プロセッサー | インテル® Xeon® プロセッサー E5540 (8MB L3 キャッシュ、2.53GHz、5.86GT/s) |
| オペレーティングシステム | Windows® XP Professional x64Edition 正規版 (Windows® 7 Professional 正規版 64ビットダウングレード版) (日本語版) |
| グラフィックコントローラ | NVIDIA® Quadro® FX 1800 768MB DDR3 (PCIe x16, DVIx1ポート,DPx2ポート,DB-15変換 コネクタx1,DP-DVI変換コネクタx1) |
| メモリ | 4GB (1GBx4) DDR3 SDRAM メモリ(1066MHz、ECC) |
| ハードディスクドライブ | 6 MB DataBurst キャッシュ搭載、3.0 Gb/秒、7,200 RPMTM |
OS は、Windows XP でもWindows Vista でも使えますが(この時点ではまだWindows7では全く検証されていないので勧められません)、Vista はいろいろ問題が指摘されていますので、Vista よりはXP を推奨します。
2CPU または2core を一度に使いこなせますので、quad core なら二つの課題を同時に最大速度でrunさせることができます。また各core でLLG が使用できるのは最大2GB、Window 用には最大500MBですので、quad core system を採用するならメモリーを5GB にすればLLG をフル稼働できます。
ソフトウェア仕様(標準価格に含まれている標準構成品)
- LLG v2.46
- LLG v1.53
- Batch mode processing
- Journal viewer
- PDF版ユーザーマニュアル(300ページ)
- オンラインヘルプ
- サンプル例題
掲載している会社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。